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埼玉県川口市のStella Motorsです。 BMW M3 M5 ALPINAの販売やメンテナンスのショップです。
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E36 M3 残念

長らくお預かりして診断しておりましたN様のBMW M3(M3B)は、あまりにも修理費用が高額ということで、乗り続けることを断念されました。

いつもは直ってしまうブログだったり、メンテの軽いタッチのブログだったりしますが、たまには重いのもさらっと書いておきます。
全てが良い方向でハッピーな終わり方でも無いのですよ。

流れは、
・昨年の3月頃にM3Bを購入
・オイル漏れが激しく、エンジンオイル漏れ修理を他店で作業
・VANOSガスケットとオイルフィルターブロックガスケットの交換を他店で実施
・だんだんエンジンパワーが感じられなくなり、他店で修理依頼
・プラグ交換をして一時的に直ったが、すぐに不調になった
・エアマス洗浄をした
・カムシャフトセンサーINカプラー洗浄をした
・吸気温度センサーカプラーを洗浄した
・触媒を取り外してストレートパイプを取り付けた
ここまでは、当店入庫前。

で、その後にバトンを受け取りトラブルシュートを開始した次第です。

この頃のクルマは、診断機で見てもたいした内容は見えてきませんので、オシロスコープを使ったりテスト用のセンサーや部品、コントロールユニットなどに入れ替えたりして判断することもあります。


DSCN0065.jpg

ヘッドを露出して解ったことが、VANOSユニットはギアにガタが出てます。
摩耗していますね。
IN側のカムシャフトの動きはスムーズですが・・・
VANOSソレノイドも、信号を送っても動かない状態でした。


DSCN0066.jpg

この奥に、VANOSコントロールユニットがありまして、テスト用と入替をして動作状態を見たりしました。
なんでコントロールユニットかと言いますと、診断機がVANOSの測定値を出してくれません。
中身がパンクしているんじゃないかと考えて、コントロールユニットを入れ替えてみると、ちゃんと測定値が出てきます。
という具合で、コントロールユニットはダメですね。

ここまでの修理見積で、もう一台M3Bが買える金額に近づいてきました。
しかも、サーモスタットもほぼ開きっぱなし、ストラットアッパーマウントはヌケヌケ状態。
良品の状態に戻すためには、M3Bをあと2台くらい買える金額かもしれないですね。

そこまではお金をかけたくないとのご要望で、診断だけで終わりとなりました。
やたら時間がかかりましたが、こういう事もありますね。

ただいま、遅れている他の作業を急ピッチで進めております。




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[ 2015/03/09 19:21 ] エンジン | TB(0) | CM(0)
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