Stella Motors Today's events

埼玉県川口市のStella Motorsです。 BMW M3 M5 ALPINAの販売やメンテナンスのショップです。
Stella Motors Today's events TOP  >  サス・ショック・ブッシュ・アライメント・足回り >  BMW M3 BILSTEIN CLUB SPORT

BMW M3 BILSTEIN CLUB SPORT

少し落ち着いてきましたので、作業ネタを久々に。

O様のBMW M3にBILSTEIN CLUB SPORTの取り付けでした。


DSC_0011335.jpg

M3Bは、普段乗りではなく、サーキットでの遊びクルマで、足回りを固めてタイムアップを目論んでいます。
様々なチューニングがありますが、M3を早くするためには、軽量化と足固めが手っ取り早く結果が出やすいかもしれません。


DSC_0021333.jpg

チョイスした足回りは、BILSTEIN CLUB SPORTで、本格的なサーキット走行にあわせてセッティングされたBILSTEINらしい足回りで、路面に吸い付く粘りと、ステアリングを切り返したときの追従性能の高さは特筆です。


DSC_0031336.jpg

DSC_0041337.jpg

ノーマルの足回りからの組み替えは、大した時間はかからずさサクサク進みます。とはいえ、3月末のドタバタの最中の作業でしたので、車両のお預かりから着手まで2週間もかかってしまいました。


DSC_0051341.jpg

フロントもリアも、伸び側と縮み側で独立した減衰力調整機構がありますので、走るステージにあわせてお好みのセッティングが可能です。


せっかくCLUB SPORTを取り付けるわけですし、またタイムを出すことが目的での装着ですので、当然足回りの不安材料をできるだけ取り除く必要もあります。
E36M3は、それなりに年式と走行距離を経た車両が当たり前ですので、手放しで「良好」と言える個体は実に珍しくなってきてもいます。

今回も、ブッシュ類の劣化は進行していましたので、ご予算にあわせて交換作業となりました。


DSC_0061385.jpg

フロントコントロールアームブッシュは寿命が近づき、亀裂こそ無いもののゴムが硬化し、是非とも新調したい部分でした。


DSC_0071387.jpg

E46と同様に、SSTを使用してブッシュをブラケットごと引き抜きます。


DSC_0081389.jpg

E36は、ブッシュ単体でパーツ供給がありますので、プレスでブラケットからはずす作業があります。


DSC_0091390.jpg

ブラケットから抜いたところ。。。


DSC_0101391.jpg

新しいブッシュを挿入します。
入れる前に、滑りを良くしておきます。
だいたいの場合は、ブッシュのカラー外径とブラケット内径が同じサイズで、そこにプレスで圧入しますので、滑りが悪いと斜めにブッシュが入ったりカラーを削ってしまったりします。

また、ブッシュのカラー外径よりもブラケット内径が小さいサイズの組み合わせもあります。
その場合は、焼きバメですね。


DSC_0121392.jpg

プレスで押して入れていきます。
2tくらいの力で安定して圧入できていれば、まっすぐ入っています。
錆でブラケットが荒れていると、15tくらい力がかかってしまいます。その時は錆を落としたりしないと圧入できませんが・・・


DSC_0131388.jpg

セミトレアームのブッシュも交換しました。
錆が出て固着し、SSTが曲がっても抜けてきませんので、バーナーで炙って取り出します。


DSC_0141393.jpg

ナックル下側のブッシュもヘナヘナ状態でした。


DSC_0151394.jpg

このブッシュもSSTで引き抜きます。


DSC_0161395.jpg

ナックル上部のボールジョイントも、機能を失いつつあり交換でした。


DSC_0171396.jpg

これもまたSSTで取り外します。
それぞれの場所で異なるSSTを使用して入れ替え作業をします。
足回りのSSTだけで、かなりの数を使用することになり、またクルマがモデルチェンジをするたびにSSTが増えていきます。


DSC_0181397.jpg

ボールジョイントを圧入しました。

足回りに関しましては、痛んだ場所はほぼ交換が終了しました。


DSC_0191399.jpg

しかしまだデフを降ろしてのさ作業があります。


DSC_0201398.jpg

デフマウントに亀裂があります。


DSC_0211400.jpg

これもまたSSTを使用して交換します。


DSC_0221401.jpg

デフマウントは駆動系のキモとなることがありまして、ここの亀裂が大きくなると、走行時の振動が増えたりコーナーリングでの踏ん張りが効かなくなったりすることがあります。


DSC_0231411.jpg

ひととおりの作業を終えて、アライメントをビシッとまとめます。

で終わりかと言いますとまだ続きがあります。


DSC_0241382.jpg

ベルト周りを一切合切はずしまして、アイドリング時のガラガラ音を解消します。


DSC_0251383.jpg

音の原因は、役割を終えたウォーターポンプでした。
インペラのシャフト曲がりで音が出てました。


DSC_0261384.jpg

また、錆びたサーモスタットも新しくして、安心してサーキットを楽しめるクルマにすることができました。


納車後、O様にお乗りいただきましたところ、想像以上にしなやかな足回りとご評価いただきました。
表現は難しいもので、しなやかというとヘナヘナ状態を思い浮かべますが、「ガチガチ」を想定していたら意外と段差越えで突っ張らない柔らかさと、ステアリングを左右に振ったときのフラ付きの無さを両立した足回りと言うことですね。

後に箱根に走りに行かれたそうですが、アンダーも出なければオーバーも出ない。
要するにステアリングを切った通りに動くクルマに変化したそうです。



http://www.stella-motors.co.jp
スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

Stella Motors

Author:Stella Motors
こんにちは Stella Motorsです