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ALPINA B10 12ヶ月点検 その理由と点検結果

ちょっとブログが空いてしまいました・・・
3/5~3/7までの間、BOSCHの研修に行って参りました。
内容は盛りだくさんで、今までの実務の復習と新しいテクノロジーの勉強でした。
毎度毎度、いろいろな事を教えて頂き、足を向けて寝る事ができません。。。
といっても、あっちこっちにBOSCHの事業所がありますので、寝る方向が無くなってしまいますが。


前々からUPしなくてはいけなかった内容を書きます。


ALPINA B10 4.6の12ヶ月点検です。
この車両は、最近個人売買で購入されたそうです。
売買金額もそこそこ安く、外装の状態は見たところ問題無さそうで、今後のメンテナンスのプランを考えるためにひととおり点検をすると言った感じです。


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最初はいつも通りにバッテリーテストから。
充電量は足りませんでしたが、補充電で良好な状態となりました。


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ブレーキの状態は、前後ともパット・ローターともに問題はありませんでした。
重要な部分ですので、しっかりと点検する必要があります。
止まる事ができる前提で走りますので。

ブレーキフルードは交換時期ですね。


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エンジンカバーをはずすと、ちょっとイヤな雰囲気がありました。


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アクセルワイヤーは交換のタイミングだと思います。
中まで錆びてきていますので、アクセルのON・OFFで引っかかる感じがあるのではないでしょうか。


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「エンジンがスムーズに吹け上がらない」「信号待ちでエンジンがブルブルと振動する」の症状を訴えられておりました。
だいたいは推測出来ていましたが、プラグホールにエンジンオイルが溜まっていました。
この頃のV8エンジンは、だいたいこのような感じになってしまいます。
オイルで抵抗になって、必要な火花が出せません。
放置すると、イグニッションコイルを壊してしまいます。

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その他、様々な部分からエンジンオイル漏れが確認出来ました。

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エアクリーナーはしばらくの間、無交換だった模様です。
劣化が進行して分解が始まっておりました。


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冷却水は、漏れ検知剤が入っていました。
エンジンの汚れ方を見ても、一度オーバーヒートを経験したものと思います。
ある程度の修理はしたものの、手を付けていない部分があるため、経過を見る意味で漏れ検知剤を注入したのではないかと思います。

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LLC(冷却水)は、交換のご依頼をいただきました。


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ATクーラーラインのホースは、金属部分が錆びています。


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ベルトそのものは、ここ数年で一度は交換した形跡がありますが、ベアリングとテンショナーの交換はそろそろ考えた方が良さそうです。
また、パワステポンプ・オルタネーター・エアコンコンプレッサーは部分的に腐食しております。


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ATFが漏れています。
場所から言うと、ミッションのオイルシールでは無いかと思います。
ALPINAのこのタイプのミッションは、オイルシールが単品供給が無いため、Assy交換となります。
100万円は楽に超えてしまいます。

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ミッションのオイルパンも腐食が始まっています。
ボルトは腐食して穴が埋まっています。


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デフは、見た目の錆は置いておいて、他の部分のメンテナンス状況から見るといかがでしょうか・・・


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Frブッシュは一度交換しているみたいですね。


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Rrアクスルボールジョイントはガタが出始めています。


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Rrアッパーアームは、ブーツが裂けていました。
ボールジョイントの状態がいい場合は、ブーツ交換で対処しますが、ボールジョイントの劣化が見られましたのでアームごとの交換がベストです。


その他、診断・点検項目がいろいろとありましたが、省略させて頂きます。

今後乗り続けていくためには、安全と安心を確保するには相応のメンテナンスが必要です。
一気に手を入れるには修理金額が大きすぎますので、どの部分から手を付け始めるかを計画するといいでしょう。


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